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出展アーティスト

“scratch the snowfield” 2020, video installation

上村洋一

かみむら よういち

視覚や聴覚から風景を知覚する方法を探り、フィールドレコーディングによって世界各地の環境にアプローチし、そこで得た素材やコンセプトをもとにインスタレーション、かいが、サウンドパフォーマンス、音響作品などを制作し、国内外で発表。フィールドレコーディングを「瞑想的な狩猟」として捉え、その行為を通して、人間と自然の曖昧な関係性を考察している。また自然環境を音で捉えていくプロジェクト「0℃」や「Music for Environment」を運営している。2020年、札幌国際芸術祭2020への参加や、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された企画展「道草展」、ICCでの個展他参加展示多数。2021年1月に、トーキョーアーツアンドスペース本郷(TOKAS)にて知床の流氷とブラジル・アマゾンのリサーチを経たプロジェクト/展覧会「冷たき熱帯、熱き流氷」を開催予定。

www.yoichikamimura.com


“reforest” 2020, video installation

朴炫貞

ぱく ひょんじょん

韓国生まれ。北海道在住。韓国芸術総合大学と武蔵野美術大学大学院で芸術を学ぶ。博士(造形)。言葉の間、言葉のイメージと音、形の間、生と死の間、国の間、科学とアートなど、様々な境界においてモノコトをカメラを通して見つめ、記録している。記録の中で見えてくる、普通が特別になる瞬間を集めて、記憶の空間として体験する作品を目指している。2015年からは北海道大学で科学技術コミュニケーションを実践研究しながら、ローカルとグローバル、学問の分野間、研究者とクリエイターをつなぐ場づくりを作品制作と同時に行っている。

www.hyunjungpark.com


参加研究者

南極のトッテン氷河を観測して、地球温暖化の原因を明らかにする

青木茂

あおき しげる

北海道大学 低温科学研究所 准教授

専門は海洋物理学、極域海洋学。1997年に第39次日本南極地域観測隊に越冬隊として参加して以来、合計11回の南極観測航海を経験。2018年北海道大学初の南極地域観測隊長を務める。

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氷のシダ、フロストフラワーを解明する

的場澄人

まとば すみと

北海道大学 低温科学研究所 助教

グリーンランドの薄い氷の上には、シダ植物のように美しい氷「フロストフラワー」がたくさん生えている。その氷を集めにグリーンランドへ向かい、フロストフラワーに濃縮される化学成分を明らかにした。今後はそれらが大気環境へ及ぼす影響の解明を目指す。

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微生物の共生関係から、赤雪を明らかにする

寺島美亜

てらしま みあ

北海道大学 低温科学研究所 研究員

雪解けの旭岳では、雪の表面がうすい赤に染まった「赤雪」が見られる。その正体の微生物、氷雪藻の生態について研究している。氷雪藻はバクテリアなしでは生きられないことを手掛かりに、雪の中における微生物どうしのネットワークを明らかにすることを目指す。


大昔の小さな生き物が教えてくれる当時の環境

沢田健

さわだ けん

北海道大学大学院 理学研究院 教授

博士(理学)。何十億〜数千年前の堆積物を採取し、そこから検出される有機分子を用いて過去の温度を推定している。さらにその数値を環境物理モデルに適用し、海流や気候などの自然現象のシステムとそれに対する生物の応答など調べている。

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陸域生態系をシミュレーションモデルを用いて研究し、地球環境の未来を予測する

加藤知道

かとう ともみち

北海道大学大学院 農学研究院 准教授

将来の地球環境を知る上で最も重要な要素である陸域生態系の働きについて、1地点、大陸、グローバルスケールで調べている。シミュレーションモデルを中心において研究し、野外観測、リモートセンシング利用や、統計資料を利用した研究も行っている。

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蜃気楼を予測できるまで

舘山一孝

たてやま かずたか

北見工業大学 雪氷学・海洋学 氷海環境研究室 准教授

博士(工学)。オホーツク海沿岸に出現する蜃気楼「幻氷」。地元の愛好家とともに「幻氷」発生のメカニズムを解明した。普段の研究では海氷の量や質の変化のデータを収集し、それを用いた北極海航路利用の研究をはじめとし、大気や海洋への影響を研究している。

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CoSTEPアート&デザイン実習生

大塚美侑・佐藤季実乃・曹中・平田憲

藤田諒子・山下芳夏・楊曄・若狹遥